💚 健康ケア

椎間板ヘルニアにさせないために毎日気をつけていること

床、散歩、体重、遊び。マロンと14年暮らす中で身についた、体にやさしい毎日の工夫を記録します。

このページについて

医療情報ではありません。マロンと暮らしてきた中で、飼い主として「これは気をつけよう」と感じたことを整理したページです。ダックスを飼い始めたばかりの方に、同じ飼い主目線で届けられたらと思っています。

先に結果から書くと、マロンは14年間、椎間板ヘルニアにならずに過ごせています。ただし11歳のとき、一度だけ腰を痛めさせてしまいました(これは完全に飼い主のミスで、詳しくは後半に書きます)。だからこのページは「うまくいった習慣」と「失敗した話」の両方の記録です。

ダックスの腰、どうして気になるのか

ダックスは胴が長く足が短い体型のため、椎間板ヘルニアになりやすい犬種としてよく知られています。実際に暮らしてみると、気をつけたい場面は思ったよりたくさんあります。

フローリングでの踏ん張り、抱っこのときの姿勢、はしゃいだときの動き。毎日の小さな積み重ねが大事なんだと、少しずつ実感しています。ダックスの体の特徴は「ミニチュアダックス マロン分解図」(note)でも楽しく紹介しています。

🦴 椎間板ヘルニアって実際どんな病気?グレードや手術・費用のことを詳しく調べてみました →

床対策:暮らしの土台はジョイントマット

マロンを迎えてしばらくして、マロンの生活エリアの床をジョイントマットで整備しました。理由は3つです。

  • フローリングは滑る——踏ん張りが利かず、足腰に負担がかかる
  • クッション性がある——万一の着地や転倒でも衝撃をやわらげる
  • お手頃——汚れた部分だけ外して洗える・交換できる

以来ずっとこのスタイルです。サイト内の写真のあちこちに写っている緑×茶色の床が、そのジョイントマットです。特別な道具より、まず床。ダックスと暮らす上で、早めに整えてよかったと思っているものです。

ジョイントマットを敷いたリビングでくつろぐマロン
マロンの生活エリアはジョイントマット敷き。ずっとこのスタイル

散歩:時間を決めない。マロンのペースがすべて

「シニアだから散歩は短めに」——そういう意図的な時間短縮は、我が家ではしていません。シニアだからこそ、動けるときはマロンのペースで、様子を見ながら歩いています。

マロンの状態は日によって全然違います。

  • 調子がいい日 →「よし、もっと行こう」
  • ちょっと気分が乗らない日 →「今日はちょっとでいいか」
  • 歩き方が少しおかしい日、ノロノロ歩く日 →「心配だから帰ろう」

時間や距離を決めるのではなく、その日のマロンを見て臨機応変に。散歩そのものが、毎日の健康チェックの時間にもなっています。

散歩中のマロン
動けるうちは、マロンのペースでどこまでも

体重:去勢後に太らせてしまった時期がある

若い頃のスリムな体型のマロン
去勢前、3歳頃のマロン。この頃はスリムな体型でした

これも正直に書きます。去勢のあと、マロンの体重が増えて腰に負担がかかった時期がありました。胴長のダックスにとって、体重増加はそのまま腰への負荷になります。

そこから食事の量を、それまでの何となくの量から、多くも少なくもないちょうどよい量に見直しました(食事のタイミングは元々朝晩2回で、そこは変えていません)。今もこのペースを続けています。特に抜くこともなく、おやつも元から与えすぎないようにしつつ、ご褒美としての楽しみは残しています。マロンにとって一番の楽しみである食事の時間を、少しでも幸せに感じてもらえるように、というのを大事にしています。

14歳になった今は、あの頃の丸みを帯びた体型ではなくなり、触ると肋骨がわかるくらいの体型に落ち着いています。食欲は昔と変わらずあり、お散歩も好き(最近は息切れすることもありますが)。筋肉もまだしっかりしていて、動物病院のワンドック(健診)でも内臓は経過観察程度で問題なしと言われています。シニア期の体重変化は心配になることもありますが、うちの場合は食欲・筋肉・健診結果がそろっているので、今のところ良い方向の変化だと捉えています。

それでも一度、腰を痛めさせてしまった話

ここまで予防の話を書いてきましたが、いちばん大きな失敗も記録します。マロンが11歳のとき、右後ろ足をかばって歩く跛行(はこう)が出て、腰を痛めていたことがわかりました。

原因は、遊びすぎです。マロンは運動神経が良くて、遊び出すとどんどんテンションが上がるタイプ。その日も調子に乗ってはしゃぎ回るのを、微笑ましく見ていました。止めてあげるべきだったのは飼い主です。これは完全に私のミスでした。

この時、病院からは「もしかしたらヘルニアかもしれない」とも言われました。結果的にはレーザー治療と投薬を選び、幸い回復してくれています。この診断や病院とのやり取りについては椎間板ヘルニアの記事に詳しく書きました。この経験からの教訓はひとつです。

  • 元気な子ほど、遊びの「終わり」は飼い主が決める——本人は限界を超えても遊び続けてしまう

環境をどれだけ整えても、その日の遊ばせ方ひとつでこうなる。11歳での実体験として、同じダックスの飼い主さんに伝えたい話です。

14歳の今:躓きは確実に増えた

シニアになって、マロンが躓く回数は確実に増えています。ここは今いちばん注意して見ているポイントです。

散歩中の歩き方、段差のないところでのつまずき、立ち上がるときの様子。「年だから仕方ない」で流さずに、いつもと違う動きがないかを日々見るようにしています。散歩をマロンのペースにしているのも、この変化に気づくためです。

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まとめ:小さなことの積み重ね

どれも大げさなことではなく、「気にしておく」くらいの習慣です。

  • ——ジョイントマットで滑らせない
  • 散歩——時間より、その日のマロンの様子で決める
  • 体重——去勢後に増加、食事量を「ちょうどよい量」に見直して管理(食事回数は元々朝晩2回)→14歳の今はスリムな標準体型に
  • 遊び——終わりは飼い主が決める(11歳の反省)

マロンが元気に長く過ごしてくれるために、毎日の暮らしの中でできることを続けていきたいと思っています。

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